歌うことが好き

僕は歌うことが好きです。

そして、歌いだすと自分の世界に入るので、カラオケでは完全にヤバイ人です。

そして、男らしからぬハイトーンボイスが自慢です。ええ。

でも、小さいころは高い声をバカにされ、自分の声が大嫌いでした。

そんな僕が歌うことが大好きになった。

そんなお話です。

 

喘息に苦しんだ小学生時代

僕は小学生のころ、喘息がひどくて、2回ほど死に掛けたことがあります。

吸入器がお友達で、しょっちゅう病院でお世話になりました。

あの頃のことを思うと、両親には特に母親にはすごく迷惑をかけて申し訳なかったと思います。

そんな喘息発作オンパレードの僕に、ちょっとした転機が来ます。

当時、僕の担当をしていたお医者さんに喘息の改善に「水泳」か「合唱」を勧められました。

どちらも、呼吸器系を鍛えられ、呼吸の仕方も身につくとのこと。

正直、全然乗り気じゃなく、ただ泳ぐのだけは絶対に嫌だったので、消去法で「合唱」を選びました。

 

地元の合唱団に入る

僕の通っていた小学校の先生の一人が合唱団をやっていて、先生に声を掛けてもらったこともあり、その先生の合唱団に入団することになりました。

合唱自体をよく分かっていなかった僕は、言われるがままに合唱団に入団しましたが・・・。

「女子ばっかやん。」

男子は、僕を含めて二人。合唱団のメンバーが40人ほどなので、もうほぼ女子です。(ハーレムやん!)

少年少女合唱団。なのに、ほぼ少女でした。

僕の通っていた合唱団では「ソプラノ」「メゾソプラノ」「アルト」のパートに分かれていました。

ソプラノ=高音 メゾソプラノ=中音 アルト=低温

そう思っていいただければ大丈夫です。

たいての男子は「メゾソプラノ」か「アルト」になるのですが、僕は「ソプラノ」でした。

しかも、ソプラノの中でもさらに高い声が出る3人のうちの一人でした。

もののけ姫もビックリの超高音が出る、かなり珍しい男子でした。

 

合唱はスポーツ

合唱は歌を歌うばかりではありません。

練習の大半は発声練習で、この発声練習がなかなか過酷なのです。

合唱の基本は腹式呼吸。腹式呼吸をよりよくするために、腹筋を鍛えます。

そのため、発声練習のための腹筋運動や、発声練習では寝たまま足を上げて声出しをする(これが結構大変!)など、意外と体育会系なのです。

コンサートの前などには、泊まり込みの合宿があり、一日6時間以上合唱の練習をしたことがあります。

そのおかげか、僕の腹筋は小学生なのにプチシックスパックになっていました。

 

歌うことが自信に

女子みたい。とバカにされた自分の声があまり好きじゃなかった僕ですが、合唱を続けて行くうちに、自分の声に自信を持てるようになりました。

そして、お医者さんの言った通りなのか、喘息の発作もすこしずつ改善していきます。

高い声が出ることに快感を覚えるようになった僕は、歌うことで自信をつけて行きました。

体が弱く、チビでいじめられっ子だった僕にとって、人生で初めて自信を持てるものでした。

そして、一番自信をつけることになったのは、ミュージカルで主役をさせてもらったこと。

何百人の前でソロで歌を歌う。演じる。

また、そのミュージカルの練習の時に、ウィーン少年合唱団が来日しており、そこの校長先生が練習の視察に来てくれました。

あの、ウィーン少年合唱団ですよ?

そこで、校長先生の前で歌を披露したのですが、校長先生が本気で褒めてくれました。

リップサービスなどではなく、本気でです。

・・・言葉は分からなかったけど、通訳さんの話を聞かなくても、熱量が伝わってきました。

あの、ウィーン少年合唱団の校長先生がですよ?

その時の体験は僕に自信を与えてくれた、とても大切のものとなりました。

 

歌でまたチャレンジしたい

僕なりに声変りを迎え、合唱団は退団しましたが、37歳になった今でも歌うことが好きです。

そして、37歳のオッサンの割には高い声が出ます。

僕にとって、合唱団での歌との出会いが、人生で初めて自信を与えてくれました。

その経験は、今でも僕の生き方に影響を与えています。

歌うことが好きと言っても、車の中で熱唱するか、馬小屋で馬に向けてコンサートをするぐらいです。

そんな中、今年の2月、次男が「伊賀市子どもミュージカル」に出演し、小さな役でしたががんばって演じていました。

この「伊賀市子どもミュージカル」は年中から高校生までの子どもたちだけで構成されるミュージカルで、年に一回の公演のために前年の10月にオーディションを行い、毎週末、朝から夕方まで練習を重ねます。

これがとても良くて、心が震えるくらい感動します。

僕は小学校の時の自分と照らし合わせ、よく大勢の人の前で一人で歌えたなと、小学生の自分に感心していました。

あの、ひたむきで一生懸命だった自分を思い出させてくれました。

その時に、湧き出た感情は「もう一度、歌で表現してみたいな。」でした。

37歳のオッサンが歌で何を表現するのか?

小学生の時の合唱の時の経験以外は一切、歌や音楽の勉強をしていたわけではありません。

でも、歌で何か表現したい。

ずっと、馬と子どもたちの事しか頭になかった僕に、初めて芽生えた(・・・そうでもないか。)、独りよがりな感情でした。

 

最後に

さてさて、歌で何を表現する?って話ですが、今、いろいろ準備中です。

少しずつ出せるものから出して行こうと思います。

37歳。3児の父。甘いもの大好きのヒゲオッサン。

何を血迷ったのか、歌で何かを仕掛けて行こうとしている、変態です。

でも、人生で初めて僕に「自信」と言う大切なものを与えてくれた「歌」に恩返しがしたいんです。

一度きりしかない人生、たまにバカをさせてください。(たまに?)

少しずつ、出して行きますんで、ぜひ面白おかしく僕を見ていてください。

面白いことになりまっせ!ふふふ。(意味深)

最近ちょっと太ったかな…。

 

 

 

 

 

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