良い自己否定と悪い自己否定

自己否定をしてはいけない。

確かにその通りだと思います。

ただ、僕は自己否定には2通りあって、すべての自己否定がダメだとは思いません。

逆に、すべてをポジティブに。

これもまた、僕は違う捉え方をしています。

僕が思う良い自己否定と悪い自己否定。

そんなお話です。

 

子どもの前でしてはいけない事

子育てにおいて、僕はあまり禁止事項は設けないようにしていますが、気をつけていることはあります。

それは子どもの前で自分を卑下することです。

「私はダメな親だから…。」

それだけは子どもの前では言いません。思いもしません。

子どもにとって一番つらいのは、親の苦しんでいる姿を見る事。

それは子ども自身が否定される以上に応えるものだと思っています。

特にお母さんが発する、自己否定の言葉は後の人生に影響を与えるほどの破壊力を持っていると思っています。

 

自分を否定することは子どもを否定するより罪深い

「私はダメな親だから…。」「こんな親でごめんね…。」

これを言われた子どもはどう答えればいいんでしょうか?

その場では「おかあさん、大丈夫だよ。」と答えてくれるかもしれません。

でも心の中では「僕が生まれてきたから、お母さんは苦しんでいるんだ。」「私は生まれてこなければよかったんだ。」と子どもも自己否定を始めます。

親が自分を否定するという事は、それ以上に子どもの存在を否定することになりかねません。

 

悪い自己否定とは

つまり悪い自己否定は、自分自身を下に見て、存在そのものを否定することです。

特に母親がその悪い自己否定に支配されると、間違いなく子どもも同じくらいに自分の存在を否定しています。

ただ、僕は世のお母さんに対して、禁止事項や、〇〇べき。論は言う必要もないし、そんなこと言ってお母さんを追い詰めるのは本末転倒だと思っています。

でも、愛情深いお母さんほど自分を追い詰め、自己否定をしがちなので、もっと世の中はお母さんを大切にしていいと思います。

それを踏まえての話なので、完璧な子育てを押し付けているわけではありませんので、ゆっくり読み続けていただきたいと思います。

 

全てをポジティブに!・・・も少し違う

では日々の子育てでの失敗をすべて前向きにとらえればいいのか?

僕はこれも違うと思っています。

そもそも、ポジティブになろう!と決めること自体がすでに悪い自己否定への入り口だからです。

親だって人間なのですから、子どもにイラッとすることやめんどくさいと感じることだってあります。

そのネガティブな自分が出てきたときに、無理やりポジティブに考えることに無理があって、心をすり減らしていくだけです。

その無理は必ず最後には破綻すると僕は思っています。

ポジティブになれない自分を否定しだすのです。

これに陥ると、本当にしんどいと思います。

 

良い自己否定とは

もうね、自己否定をすればいいんですよ。まじで。

支離滅裂なことを言いだしておりますが、僕は自己否定そのものを否定しているわけではありません。

最初に述べたように、自己否定には良い自己否定と悪い自己否定があると思っています。

悪い自己否定とは、自分自身を下に見て、存在そのものを否定すること。

では逆に良い自己否定とはなんなのか?

「しまった!私としたことが、こんな失敗を…。」

「なんてこった!私ほどの人間がこの程度のことで…。」

これです。

つまり、自分を素晴らしい親だという前提を置くことです。

今は違ってもいいんです。でも、本当は素晴らしい親なんだという自分を心に置いとくと楽になります。

これはマジなんで試してみてください。

つまり、本来は自分は素晴らしい親なんだけど、今日は失敗しただけ。

ようは高い所にいる自分を設定して、そこから現状を俯瞰した上で、自己否定する。

その自己否定は良い自己否定だと思います。

 

自分に期待する

僕は世のお母さんは皆さんすごいと思います。

よいしょしているわけではなく、心から思っています。

でも、お母さんたちはなぜか自信なく、不安を抱えている人が多い気がします。

これは子どもを守る本能として、お母さんは不安を感じやすくなっているそうですが、それを差し引いてもです。

お母さんは十分すぎるくらいがんばっているし、この日本を支えているのは間違いなくお母さんたちの存在です。

お母さんたちはもっともっと自分に期待していいと思います。

わたしはすんごいだから!と。

最後に

悪い自己否定の先に、幸せはありません。

悪い自己否定は自分自身だけでなく、子どもの存在を否定することになります。

だからといって、無理やりに何でも前向きにとらえる必要もないと思います。

ただ、もっと自分に期待すること、今はできないことが多くても本来は素晴らしい親なんだと思うことは大切です。

そのちょっと先にいる自分を設定した上での自己否定はありだと思います。

これは子育て以外にも言える事なので、現状の自分にとらわれすぎず、少し先にいる自分の声を大切にしたらいいのかなと思います。

という僕もなかなかできなかったり落ち込んだりすることがあります。

僕は心理カウンセラーでも子育て評論家でもないので、経験から感じたことを言っているだけです。

でもこの考えを身に着けてから、楽になったし、落ち込むこともイライラすることも減ってきました。

最後に一言。

僕は自分の妻含め、世のお母さんを心から尊敬しています。

世のお母さんはもっと自信満々でいてほしいなと思います。

 

 

 

 

 

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